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幻想的な古都の夜

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なら燈花会(とうかえ)へ行ってきました。
日没の頃になると、奈良公園周辺、ちいさなろうそくの光の海が広がり、それはもう幻想的。
世界遺産にも登録されているこの一帯は、ネオンや看板などもまったくなく、夜の闇に揺れる光の帯は、まるで地上に星空が舞い降りたかのようでした。
ろうそくの火という、はかない美しさもまた、人の心を打つのでしょう。
この燈花会が行われる10日間、なんと毎晩ひとつひとつ手作業で、1万5千個以上のろうそくに火が灯されるそうです。

幻想的な古都の夜_d0065082_15535419.jpg猿沢池~興福寺~浮見堂~浅芽ヶ原~浮雲園地~春日野園地~東大寺…
この夜は平日で、そんなに人出も多くはなく、ゆっくり歩いて小一時間、夜の光の散歩を楽しみました。

左の写真は、水面に写る浮見堂と金色に輝くろうそくの光…ちょうちんをつけたボートを漕ぎながら、池の上から眺めを楽しんでいるカップルもいましたよ。


幻想的な古都の夜_d0065082_15401946.jpg毎晩、場所を変えてコンサートも行われています。
この夜は五重塔のすぐ下で、篠笛とシンセサイザーが奏でる幻想的な音楽に酔いしれました。幻想的な古都の夜_d0065082_15555929.jpg



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このなら燈花会は8月15日まで。
8月15日には、若草山・大文字送り火もあり、要チェック。
また東大寺では、平和を願って万燈供養会が行われます。この夜は特別無料で大仏殿に入ることもできます。

こうしてまた、今年の夏も過ぎてゆきます…・







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                鹿もまた、祭りを楽しんでいましたよん。
by ciaocaccolina | 2005-08-10 16:24 | ニッポンの街
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